
「土」の歴史が違います
福岡県の筑豊地域の東部に位置する田川郡赤村は、四方を山々に囲まれ、村から出るには必ず峠を越えなければならないという地形になっています。
そのためか現在も変わらず豊かな新緑と、夏にはホタルが飛び交う清流に恵まれたのんびりのどかな農村地帯です。
そして都市部から一時間弱の土地にありながら100年以上もどこの町とも合併せず、現在も「村」としてありつづけています。
石炭産業が特に盛んだった地域にも関わらず、赤村は炭鉱が開かれなかった唯一の自治体です。
そのため赤村の水と緑は豊かなままで現在に至り、赤村の「土」で育てられる農作物は他にない食感と深い味わいを持っています。
実際、野菜や米のおいしさは近隣、郊外の人々も知るところであり、プロの料理人なども素材を求めて赤村を訪れています。